安いマンジャロはどこで買えるの?輸入やネット購入の注意点とは
この記事の結論
- マンジャロの値段は「用量」と「保険診療か自由診療か」で決まり、ダイエット目的は全額自己負担の自由診療
- 2.5mgの初月の薬代ではなく、5mgへ増量した後の薬代と、診察料・送料を含む総額で比べる
- 個人輸入・診察なしの通販は偽造品のリスクがあり、副作用が出ても救済制度の対象外
マンジャロ(一般名:チルゼパチド)を安く続けるには、1本あたりの薬代だけでなく、初診料・再診料・送料を含めた1か月の総額で比べることが重要です。マンジャロは2型糖尿病の治療薬として承認された医療用医薬品で、ダイエット目的の処方は自由診療(適応外使用)となり、薬代は医療機関ごとに異なります。個人輸入や診察なしの通販で入手したマンジャロは、偽造品や健康被害のリスクがあり、医薬品副作用被害救済制度の対象外です。2026年10月時点の用量別の薬価、保険適用の条件、オンライン診療での選び方を解説します。
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マンジャロの薬代は用量と保険診療・自由診療で決まる

マンジャロはGIP/GLP-1受容体作動薬の週1回の皮下注射
マンジャロの有効成分チルゼパチドは、食事をとると小腸から分泌されるホルモンであるGIPとGLP-1の受容体を両方刺激する持続性GIP/GLP-1受容体作動薬です。国内では2022年9月に2型糖尿病の治療薬として承認され、日本イーライリリーが製造販売しています。
マンジャロは1本で1回分を注射するペン型の注射薬(アテオス)です。週1回、決まった曜日に、お腹(腹部)や太もも(大腿部)に皮下注射します。2.5mgで投与を開始し、4週間後に維持用量の5mgへ増量します。効果が不十分なときは、4週間以上の間隔で2.5mgずつ増やし、15mgまで増量できます。
血糖値に応じてインスリンの分泌を促し、グルカゴンの分泌を抑えて血糖を下げる作用機序のほか、食欲を抑制して満腹感を保つ作用や、胃の内容物の排出を遅らせる作用があり、臨床試験では体重の減少も報告されています。ただし、マンジャロはダイエット薬として承認された薬ではなく、国内で承認されている効能は2型糖尿病のみです。
用量別の薬価と保険診療の自己負担
2型糖尿病の患者が治療として保険診療で処方を受ける場合、薬代は国が定める薬価をもとに計算され、自己負担は原則3割(年齢や所得により1〜2割)です。週1回投与のため、4本で4週間(約1か月分)になります。マンジャロの薬価は、2026年8月1日に約25%引き下げられました。
表① マンジャロの用量別の薬価と1か月(4本)の自己負担の目安(2026年8月1日改定後)
| 用量 | 1本の薬価 | 3割負担(4本) |
|---|---|---|
| 2.5mg | 1,443円 | 約1,732円 |
| 5mg | 2,886円 | 約3,463円 |
| 7.5mg | 4,329円 | 約5,195円 |
| 10mg | 5,772円 | 約6,926円 |
| 12.5mg | 7,215円 | 約8,658円 |
| 15mg | 8,658円 | 約10,390円 |
※保険診療では、薬剤費のほかに初診料・再診料、処方箋料、調剤料などがかかります。
2型糖尿病でマンジャロを保険診療で使う場合は、内科や糖尿病内科で血液検査(HbA1c・血糖値)で血糖コントロールの状態を調べ、医師が食事療法・運動療法やほかの糖尿病治療薬の状況をふまえて処方を判断します。院外処方の場合は、処方箋を薬局に持参してマンジャロを受け取ります。
ダイエット目的は自費の自由診療で、値段は医療機関が決める
ダイエット(減量)目的でマンジャロを使う場合は、承認された効能以外の適応外使用になり、公的医療保険は使えません。薬代・診察料・送料のすべてが自己負担となる自由診療で、薬代は医療機関が独自に設定します。そのため、同じ2.5mg・4本でも1万円未満から2万円前後まで薬代に差があります(2026年10月時点の各医療機関の公開価格)。
厚生労働省は2026年6月と10月に、GLP-1受容体作動薬・GIP/GLP-1受容体作動薬の美容・痩身目的での使用について、適正使用を求める通知を出しています。日本肥満学会も、肥満症治療薬は美容・痩身・ダイエット目的で用いる薬剤ではないとしています。
肥満症はゼップバウンドが保険適用になる場合がある
マンジャロと同じ有効成分チルゼパチドを含む肥満症治療薬が「ゼップバウンド」です。
ゼップバウンドが保険適用になるのは、高血圧・脂質異常症・2型糖尿病のいずれかがあり、食事療法・運動療法を行っても十分な効果が得られない肥満症で、BMIが27以上かつ肥満に関連する健康障害が2つ以上ある場合、またはBMIが35以上の場合です。BMIは体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)で計算し、日本肥満学会の基準ではBMI25以上が肥満です。最適使用推進ガイドラインでは、投与する医療機関で6か月以上の食事療法・運動療法と管理栄養士の栄養指導を行うこと、専門医が常勤する施設であることなどが求められ、美容・痩身・ダイエット目的での投与は対象外です。
表② 保険診療・自由診療・個人輸入の違い
| 区分 | 対象 | 薬代 | 医薬品副作用被害救済制度 |
|---|---|---|---|
| マンジャロ(保険診療) | 2型糖尿病 | 薬価の1〜3割を自己負担 | 対象 |
| ゼップバウンド(保険診療) | 条件を満たす肥満症 | 薬価の1〜3割を自己負担 | 対象 |
| マンジャロ(自由診療) | ダイエット目的(適応外使用) | 医療機関が設定し全額自己負担 | 給付を受けられない可能性が非常に高い |
| 個人輸入 | 医師の診察なし | 海外の販売価格 | 対象外 |
マンジャロとほかのGLP-1受容体作動薬の違い
マンジャロと同じく体重への作用が知られている薬に、セマグルチドを有効成分とするウゴービ・オゼンピック・リベルサスがあります。国内で肥満症の効能が承認されているのはゼップバウンドとウゴービで、マンジャロ・オゼンピック・リベルサスの効能は2型糖尿病です。
表③ マンジャロと主なGLP-1受容体作動薬の比較
| 薬剤名 | 有効成分 | 投与方法 | 国内で承認されている効能 |
|---|---|---|---|
| マンジャロ | チルゼパチド | 週1回の皮下注射 | 2型糖尿病 |
| ゼップバウンド | チルゼパチド | 週1回の皮下注射 | 肥満症 |
| オゼンピック | セマグルチド | 週1回の皮下注射 | 2型糖尿病 |
| ウゴービ | セマグルチド | 週1回の皮下注射 | 肥満症 |
| リベルサス | セマグルチド | 1日1回の内服(錠) | 2型糖尿病 |
自由診療では、リベルサスやメトホルミン、SGLT2阻害薬などがダイエット目的で処方されることもありますが、いずれも肥満症の効能は承認されておらず、適応外使用です。
マンジャロの1か月の薬代は初診料・送料を含む総額で比べる

1か月の費用の内訳
表④ マンジャロの1か月の費用の内訳と確認ポイント
| 費用 | 内容 | 確認ポイント |
|---|---|---|
| 薬代 | 用量×本数(4本で1か月分) | 単月か定期便・まとめ買いか、税込か |
| 初診料・再診料 | 診察ごとの料金 | 0円か、増量や副作用の相談に再診料がかかるか |
| 送料 | 院内処方で医療機関から直接届く場合は冷蔵のクール便 | 定期便で送料無料になるか |
| その他の手数料 | 後払い・代引き・決済の手数料 | 総額に含まれているか |
2.5mgから5mgへの増量で薬代は上がる
添付文書の用法では、2.5mgを4週間投与した後に5mgへ増量します。2.5mgの初月だけ安くても、5mgの1本あたりの薬代が高いと、2か月目からの薬代は上がります。初回の薬代ではなく、5mgで継続した場合の月額と、3か月・6か月の総額で比べましょう。体重の管理は食事療法・運動療法が基本で、長期的に投与を続けるほど費用も積み上がります。
3か月の薬代は「2.5mgの4本+5mgの8本」が目安です。用量を上げる場合は、7.5mg・10mgの1本あたりの薬代も事前に比べます。
定期便・まとめ買いは解約条件も確認する
定期便やまとめ買い(8本・12本など)は1本あたりの薬代が下がる一方で、最低継続回数の縛りや解約期限、途中での用量変更の扱いが決まっていることがあります。副作用で投与を中止する場合に、処方済みの薬代が返金されるか、返品できるかも申し込み前に確認します。国民生活センターには、痩身目的のオンライン診療でGLP-1受容体作動薬が知らないうちに定期購入になっていた相談も寄せられています。
マンジャロの薬代が医療機関で違う理由

自由診療のマンジャロの薬代に価格差が出るのは、薬そのものの違いではなく、医療機関ごとの価格設定の違いによるものです。国内の医療機関が処方するマンジャロは、どこも卸業者から仕入れた同じ国内承認品です。
表⑤ マンジャロの価格差が出やすい項目
| 項目 | 値段が下がる例 | 確認したいこと |
|---|---|---|
| 薬代の設定 | 仕入れ値や人件費をふまえた独自の薬代 | 5mg以降の1本あたりの薬代 |
| 割引・クーポン | 初回限定の割引、定期便の割引 | 2回目以降の通常価格 |
| 本数 | まとめ買い(8本・12本)で単価が下がる | 縛りの期間と解約条件 |
| 診察料・送料 | 診察料0円、定期便は送料無料 | 再診料や単月購入時の送料 |
マンジャロが「安い」広告の理由と注意点

初回価格・送料・診察料の表示を比べる
「初回限定」や「1本あたり」の薬代だけを大きく表示し、2回目以降の通常価格、送料、再診料を別に記載している広告があります。税込か税抜かも含め、同じ用量・本数・期間の総額で比べます。
入手経路と適応外使用の説明があるか
国内の医療機関は、医薬品卸業者から国内で承認されたマンジャロを仕入れて処方します。自由診療でマンジャロを処方する医療機関のサイトには、適応外使用であること、入手経路、国内の承認医薬品の有無、諸外国の安全性情報(米国FDAでは肥満症治療薬として承認)、医薬品副作用被害救済制度の対象外であることの記載が求められます。この説明がないサイトは避けましょう。
個人輸入・通販のマンジャロは安くても危険

マンジャロは処方箋医薬品で、医薬品医療機器等法(薬機法)により、医師の処方箋なしに販売することは認められていません。インターネット経由の正規の入手経路は、医師が診察するオンライン診療です。
偽造品・品質不明のリスク
海外の通販サイトや個人輸入代行で販売されているマンジャロには、日本国内で未承認の製品も含まれ、偽造品や、有効成分・含有量・品質が確認できない製品の可能性があります。厚生労働省は、個人輸入した医薬品は正規のメーカー品を偽った偽造製品の可能性があるとしています。SNSでの医薬品の個人間売買は違法で、SNSやフリマアプリで入手した医薬品には偽造品が含まれるおそれがあります。処方箋医薬品の個人輸入は用法・用量からみて1か月分以内に限られ、他人への譲渡や販売もできません。
副作用が出ても救済制度の対象外
医薬品副作用被害救済制度は、国内で承認された医薬品を適正に使用したにもかかわらず、重篤な副作用による健康被害が生じた場合に医療費などを給付する制度です。個人輸入した医薬品による健康被害はこの制度の対象外で、美容・痩身目的の適応外使用でも給付を受けられない可能性が非常に高いとされています。
マンジャロの正しい使い方と保管方法

打ち方と注射する場所
アテオスは注射針があらかじめ取り付けられた1回使い切りのペン型注射器で、お腹(腹部)か太ももに当てて注入ボタンを押すと皮下に注射されます。注射する場所は毎回変えます。
打ち忘れたときの対応
打ち忘れたときは、次回の投与予定日まで72時間以上あれば気づいた時点で投与し、72時間未満なら投与せず次の曜日に投与します。2回分を一度に投与してはいけません。
冷蔵で保管し、凍結を避ける
マンジャロは凍結を避けて2〜8度の冷蔵庫で遮光して保管し、凍結した場合は使用しません。室温なら30℃を超えない場所で外箱のまま保管し、21日以内に使用します。使用済みのペンは医療機関の指示どおりに廃棄します。個人輸入では、輸送中の冷蔵の管理を確認できません。
マンジャロの副作用と禁忌、受診の目安

主な副作用は吐き気・下痢・便秘・食欲減退
マンジャロの主な副作用は、吐き気(悪心)、下痢、便秘、嘔吐、食欲減退、腹痛、消化不良、胃もたれなどの胃腸の症状です。投与開始時や増量時に起こりやすく、症状の程度には個人差があります。
重大な副作用と受診の目安
重大な副作用として、低血糖、急性膵炎、胆嚢炎・胆管炎・胆汁うっ滞性黄疸、アナフィラキシー・血管性浮腫(重いアレルギー反応)、イレウス(腸閉塞を含む)が報告されています。冷や汗・手の震え・強い空腹感(低血糖)、背中に抜けるような強い腹痛が続く・嘔吐を繰り返す(急性膵炎)、右上腹部の痛みや発熱、皮膚や白目が黄色くなる(胆嚢炎・胆管炎)、強い便秘やお腹の張りと嘔吐が続く(イレウス)といった症状があれば、投与をやめて速やかに医療機関を受診してください。
低血糖の症状が出たときは、ブドウ糖や糖分を含む飲み物をとります。SU薬やインスリン製剤と併用している場合は、低血糖が起こりやすくなります。下痢や嘔吐が続くと脱水になることがあるため、水分をとっても改善しない場合は受診します。
マンジャロを使えない人・注意が必要な人
本剤の成分に対する過敏症の既往がある人、糖尿病性ケトアシドーシス・糖尿病性昏睡の人、1型糖尿病の人、重症感染症や手術などの緊急時は禁忌です。妊娠中や妊娠の可能性がある人は使用できず、投与中と最後の投与から1か月間は避妊が必要です。授乳中の人、膵炎や胆石症の既往がある人、重度の胃腸障害がある人も、初診で医師に伝えます。経口避妊薬を服用している人は、投与開始時や増量した直後に避妊薬の効果が弱まるおそれがあります。
副作用で受診したときにかかる費用
マンジャロの副作用で吐き気や下痢が続くと、再診料のほか、吐き気止めや整腸剤などの薬代がかかることがあります。急性膵炎や胆嚢炎が疑われる場合は、対面での受診や血液検査、画像検査が必要になり、保険診療の費用もかかります。処方後の再診料が0円か、対面の医療機関を案内してもらえるかも比べましょう。
安いオンライン診療クリニックを選ぶ5つのポイント

□ 医師が初診で既往歴(病歴)・服用中の薬・身長と体重(BMI)を確認するか
□ 薬代・診察料・送料の税込の総額が明記されているか
□ 副作用、適応外使用、救済制度の対象外であることを説明しているか
□ 処方後に再診やチャットで医師に相談でき、必要時に対面の受診を案内するか
□ 定期便の解約条件と、クール便での配送・保管方法が明記されているか
マンジャロをオンライン診療で受診する流れ

マンジャロは、対面の肥満外来・ダイエット外来のほか、オンライン診療でも処方を受けられます。オンライン診療では、来院せずにスマホのビデオ通話で医師の診察を受けます。
- 予約:診療科とクリニックを選び、希望の日時を予約する
- 問診:身長・体重、既往歴や治療中の疾患、服用中の薬、妊娠・授乳の有無を入力する
- 診察:ビデオ通話で医師が処方の可否と用量を判断する
- 決済・配送:薬代を決済し、マンジャロがクール便で自宅に届く
- 再診:副作用や増量、不安な症状は、再診やチャットで医師に相談する
通院中の医療機関からオンライン診療に切り替える場合は、現在の用量と最後に投与した日を医師に伝えます。
SOKUYAKUならマンジャロのオンライン診療をスマホで完結
SOKUYAKU(ソクヤク)は、予約・診察・決済・お薬の受け取りまでスマホ一つで完結するオンライン診療アプリです。当日予約に対応し、土日祝も受診できます。
提携するオーロラクリニックでは、診察料0円で医師の診察を受け、マンジャロ2.5mg4本17,800円(税込)、5mg4本29,800円(税込)で処方を受けられます(送料3,000円、定期購入は送料無料。2026年10月時点)。2.5mgを1か月、5mgを2か月続けた場合の3か月の薬代は合計77,400円(税込)です。お薬は最短翌日にクール便で届き、処方後も24時間・365日チャットで医師に相談でき、再診料は0円です。
マンジャロの薬代・保険適用に関するよくある質問

Q. マンジャロは保険適用で安く処方してもらえますか?
A. 保険が使えるのは、医師が2型糖尿病の治療に必要と判断した場合です。ダイエット目的は自由診療です。肥満症の場合は、同じ成分のゼップバウンドが条件を満たせば保険適用になります。
Q. マンジャロ1本は何回分ですか?2.5mgの4本で何週間ですか?
A. マンジャロは1本で1回分の注射です。週1回投与のため、4本で4週間(約1か月分)になります。
Q. 2.5mgのまま続ければ安くなりますか?
A. 添付文書の用法では、2.5mgは開始用量で、4週間後に維持用量の5mgへ増量します。用量は医師が副作用や体調の変化をみて判断するため、自己判断で調整しないでください。
Q. マンジャロを3か月続けると費用はいくらですか?
A. 2.5mgを1か月、5mgを2か月続けると、3か月で12本が必要です。薬代の総額は5mgの単価に大きく左右されるため、5mgの月額と定期便の割引条件で比べましょう。
Q. ゼップバウンドとマンジャロはどう違いますか?
A. どちらも有効成分はチルゼパチドで、週1回の皮下注射です。マンジャロの効能は2型糖尿病、ゼップバウンドの効能は肥満症で、ゼップバウンドは条件を満たすと肥満症の治療として保険適用になります。
Q. マンジャロとウゴービの違いは何ですか?
A. マンジャロの有効成分はGIP/GLP-1受容体作動薬のチルゼパチド、ウゴービはGLP-1受容体作動薬のセマグルチドです。どちらも週1回の皮下注射ですが、効能はマンジャロが2型糖尿病、ウゴービが肥満症です。
Q. リベルサスとマンジャロの違いは何ですか?
A. リベルサスは1日1回、空腹時に約120mL以下の水で服用する内服薬(錠)で、服用後30分は飲食を避けます。マンジャロは週1回の皮下注射です。国内で承認されている効能はどちらも2型糖尿病です。
Q. オゼンピックとマンジャロの違いは何ですか?
A. オゼンピックはセマグルチドを有効成分とするGLP-1受容体作動薬で、マンジャロと同じく週1回の皮下注射、効能は2型糖尿病です。マンジャロはGIP受容体にも作用する点が異なります。
Q. SGLT2阻害薬やメトホルミンとマンジャロの違いは何ですか?
A. SGLT2阻害薬は腎臓でのブドウ糖の再吸収を阻害して尿から糖を排出する内服薬、メトホルミンはビグアナイド薬の内服薬(錠)です。いずれも国内で承認されている効能に肥満症はなく、ダイエット目的の処方は適応外使用です。
Q. 値段が安いクリニックのマンジャロも同じ薬ですか?
A. 国内の医薬品卸業者から仕入れた国内承認品であれば、薬代が違っても同じマンジャロです。入手経路が明記されているかを確認しましょう。
Q. マンジャロで多い副作用は何ですか?
A. 添付文書で5%以上とされる副作用は、悪心・嘔吐・下痢・便秘・腹痛・消化不良・食欲減退で、いずれも消化器症状です。投与開始時や増量時に起こりやすいため、症状が続くときは処方した医師に相談します。
Q. マンジャロで低血糖になったときはどうしますか?
A. 冷や汗・手の震え・強い空腹感などの低血糖の症状が出たら、ブドウ糖や糖分を含む飲み物をとります。SU薬やインスリン製剤と併用していると起こりやすく、改善しない場合は医療機関を受診します。
Q. 急性膵炎が疑われるのはどんな症状ですか?
A. 背中に抜けるような強い腹痛が続く、嘔吐を繰り返すといった症状です。急性膵炎が疑われる場合はマンジャロの投与をやめ、速やかに医療機関を受診します。
Q. 副作用が出たときに追加でかかる費用はありますか?
A. 再診料や吐き気止めなどの薬代、対面での受診・血液検査の費用がかかる場合があります。処方後の相談が0円かどうかも比べましょう。
Q. マンジャロが処方されないのはどんな人ですか?
A. 禁忌に該当する人、妊娠中・授乳中の人、BMIが低く低体重の人などは、医師の判断で処方されないことがあります。既往歴や服用中の薬は問診で正確に伝えましょう。
まとめ

マンジャロの薬代は、用量と、保険診療か自由診療かで決まります。ダイエット目的は全額自己負担の自由診療で、2.5mgから5mgへの増量後の薬代、初診料・再診料、送料を含む総額で比べましょう。個人輸入や診察なしの通販は偽造品のリスクがあり、救済制度の対象外です。医師の診察と処方後の再診がある医療機関で、副作用や禁忌の説明を受けたうえでマンジャロを使いましょう。
参考文献
- マンジャロ皮下注 電子化された添付文書(2026年9月改訂 第11版)
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https://www.info.pmda.go.jp/downfiles/ph/GUI/530471_2499422G1024_1_00G.pdf - ゼップバウンド皮下注 電子化された添付文書(2026年9月改訂 第6版)
https://www.pmda.go.jp/PmdaSearch/iyakuDetail/530471_2499422G7022_1_06 - 最適使用推進ガイドライン チルゼパチド(ゼップバウンド)肥満症
https://www.pmda.go.jp/files/000280607.pdf - 保医発0518第2号(ゼップバウンドの効能・効果変更に伴う留意事項)
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https://www.mhlw.go.jp/content/10808000/001699504.pdf - 日本イーライリリー「マンジャロの大幅な薬価引き下げに対する声明」(2026年8月3日)
https://mediaroom.lilly.com/PDFFiles/2026/26-36_com.jp.pdf - 日本イーライリリー「糖尿病治療薬マンジャロの使い方」
https://jp.lilly.com/diabetes_consumer/usage-mounjaro - ウゴービ皮下注SD 電子化された添付文書
https://www.pmda.go.jp/PmdaSearch/iyakuDetail/620023_2499418G5023_1_07 - オゼンピック皮下注2mg 電子化された添付文書
https://www.pmda.go.jp/PmdaSearch/iyakuDetail/620023_2499418G4027_1_07 - リベルサス錠 電子化された添付文書
https://www.pmda.go.jp/PmdaSearch/iyakuDetail/620023_2499014F1021_1_07 - 厚生労働省「GLP-1受容体作動薬及びGIP/GLP-1受容体作動薬の適正使用について」(2026年6月16日)
https://www.mhlw.go.jp/content/001720946.pdf - 厚生労働省「GLP-1受容体作動薬及びGIP/GLP-1受容体作動薬の適正使用について」再周知(2026年10月14日)
https://www.mhlw.go.jp/content/001759620.pdf - 厚生労働省「マンジャロ・リベルサスなどの2型糖尿病治療薬の美容・痩身目的での使用による健康被害にご注意ください」
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iyakuhin/kojinyunyu/index_00003.html - 厚生労働省「医薬品等を海外から購入しようとされる方へ」
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iyakuhin/kojinyunyu/index.html - 厚生労働省「医薬品等の個人輸入について」
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iyakuhin/kojinyunyu/topics/tp010401-1.html - PMDA 医薬品副作用被害救済制度「適正な使用」とは
https://www.pmda.go.jp/relief-services/adr-sufferers/0034.html - 日本肥満学会 ステートメント
https://www.jasso.or.jp/contents/Introduction/academic-information.html - 国民生活センター「ニキビ、AGA治療や痩身目的等のオンライン診療のトラブルにご注意」(2026年6月23日)
https://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20260623_1.html - 厚生労働省「医療広告等ガイドライン」(令和8年3月30日改正)
https://www.mhlw.go.jp/content/001683594.pdf
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